手術をする。
病院のベッドに横になっていると、明かりや人の声が意外に気になるものです。お見舞いに来た女性が延々4時間ぐらい患者と話しているのが思ったより気になりました。相部屋だからいびきでも目を覚まし、夜中に何回も起きてしまいました。明け方はほとんどの患者さんは熟睡しているのか廊下を歩いても静かでした。2日目はいよいよ手術でした。1日目の夕食後絶食です。2日目の6時までで水も絶飲になりました。8時ぐらいからソワソワしてしまいました。9時前に手術着に着替え、着圧のハイソックスをはいて、寒いので上着を羽織り、パジャマのズボンもはいて歩いて手術室に行きました。手術室の受付でバーコードの付いた腕輪を見せてスキャンして、手術室に入ったらまず看護師に腕輪を見せてスキャンしました。そのときシャワーキャップのようなものを頭にかぶりました。手術室は何部屋かに分かれていて、私が入った部屋でも腕輪をスキャンしました。狭いベッドに横になり、上から何か掛けられ、麻酔を補助する点滴を装着しました。身体には心電図を測定するためにペタッとモニターをつけました。足と手は動かないように縛られました。これから「麻酔をかけます。」と麻酔科のお医者さんの声で酸素マスクをしました。すると意識はもうなくなり、目が覚めたら手術は終わっていました。短い手術だと聞いていたのですが、準備から麻酔が覚めるまで2時間かかっていました。病室にはベッドに横になったままで戻りました。麻酔が効いてから尿管を膀胱に差していたようで、動くと痛かったです。病室に戻ってから4時間以上経って尿管を抜きました。痛いと聞いていたのですが、あっという間だったので抜いてスッキリしました。そして看護師さんと一緒に術後初めてトイレに行きました。ちょっと痛かったです。
それからずっとベッドに横になったままで点滴が続きました。朝から食事は全くしていないので不足している水分や電解質の補給が目的らしいです。8時間かかりました。
夕食から普通に食事できるそうです。水分もこの時点から取れるそうです。
まだ手術後すぐなので痛みがありますが、終わってホッとしました。
