大塚国際美術館
昨日は早起きして鳴門市にある大塚国際美術館に行きました。開館前に着いたので楽々入場できるかなあと思ったら、すでに長蛇の列でした。駐車場から美術館までマイクロバスで送迎してもらえました。入場したらまず地下3階から古代、中世、地下2階がルネサンス、バロック、地下1階がバロック、近代、1階が現代、2階も現代の陶板による絵画が展示されていました。
大塚国際美術館は大塚グループ創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に創立した日本最大級の常設展示スペースを有する「陶板名画美術館」です。館内には古代壁画から世界25ヶ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋絵画1000点余点を大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によって、オリジナル作品と同じ大きさに複製しています。原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながら世界の美術館が体験できます。元来オリジナル作品は近年の環境汚染や地震、火災などから退色劣化を免れないものですが、陶板名画は約2000年以上にわたってそのままの色と姿で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献するものだそうです。
私が過去に行ったことのあるルーブル美術館や、プラド美術館、ウフィッツィ美術館、ゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館で見た絵画が何枚もありました。しかし行ったことがない美術館の絵画もたくさんあったので実物を全て見ることなんて不可能なので貴重な美術館だと思いました。
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