大阪を後にして観光に
月曜日は大阪を後にして今度はバスで滋賀県大津市に向かいました。目的地は真言宗大本山の石山寺です。紫式部をはじめ古来より多くの文学者が訪れたことから「文学の寺」と呼ばれることもあったようです。ここは源氏物語の始まりの地として有名です。紫式部がお仕えしていた中宮・彰子の要望を受け、新しい物語を作るために石山寺に七日間参籠していたそうです。石山寺を観光していると階段や坂道が非常に多くてかなり疲れました。

多宝塔 源頼朝の寄進により建立、日本最古かつ最も優美であるとの呼び声も名高く、国宝に指定されていて4円切手のデザインにもなりました。

次は京都に入って今度は世界遺産の登録されている宇治の平等院鳳凰堂をみました。平安後期に関白藤原頼通によって建立された阿弥陀堂で、鳳凰を屋上に戴く鳳凰堂(国宝)には仏師定朝作の阿弥陀如来像、周りには52体の雲中供養菩薩像があるそうです。屋上は見えますが中は予約しないと入ることが出来ないので今回は見ることができませんでした。

それから宇治神社と宇治上神社を歩いて見学しました。どちらも平等院の鎮守社だそうです。途中宇治橋を渡る時鵜飼の鵜が何羽も入っている小屋も見ました。宇治上神社は神社建築では日本最古と言われていて1994年に世界遺産に登録されています。


観光が終わってまたバスで戻りました。今回のツアーは全国から参加していて私が話した人は山形から飛行機で来られたそうです。それでバスはまず伊丹空港に向かいました。なんと半分ぐらいの人が飛行機で来られていました。残りの人は新幹線の駅まで送ってもらいました。全国からの参加なのでそれぞれの方が移動で待ち時間がとても長いようでした。それでも大相撲の千秋楽をぜひみたいという人がほとんどでした。私もそうでしたが、紫式部のこととか歴史のことももう少し調べてから参加したほうがより理解が深まって良かったなあと思いました。