スポーツクラブからの帰り道
私はスポーツクラブに行くときは、いつも自転車で行っています。先日帰る途中で見ず知らずの年配の女性に声をかけられました。彼女は自宅の前で自転車から降りて段差のところで立っていました。私に「今足が攣って自転車を止められないので、止めてもらえませんか。」と言われました。私は自転車を降りて彼女の自転車を停めてあげました。動けない様子でした。さらに目の前の家の玄関までも歩けないようでした。それで彼女から鍵を預かって玄関の鍵を開けました。今すぐ歩けそうにないので私は自転車を家の中まで入れました。それでもまだ動けないようだったので、そのおうちにあった傘を渡して「これを杖代わりにしたらどうですか？」と言って渡しました。手を差し伸べて家の中まで連れて行ってあげたほうがよかったのかもしれません。
そこのお家は道路から階段一段ぐらいの狭い段差がありました。これがネックなのだと思います。なだらかなスロープにしていたらどうにか歩けただろうにとも思いました。私の母も足が悪いので人ごとではなくて大変だろうと思いました。年配の人は段差があってもリフォームまでとは言わないけれど、なおすことに抵抗がある人が多いことも事実です。歳をとると家で怪我をしたり骨折をする人が多いという現実を考える必要があるだろうなあと思いました。後日彼女の家の前を通るとどうも一人暮らしのようでした。
